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[編成] メロ譜
[演奏時間] 5分半
[作曲年] 2012

I'm a Country Bumpkin

この曲のモチーフになったのは、Stingの「Englishman in new york」。

その曲ではこう歌われている。

It takes a man to suffer ignorance and smile
Be yourself no matter what they say

私はこの言葉のように強くなく、むしろ自分がただの野暮な田舎者であることを目の当たりにして、流れに逆らえず立ち尽くすだけだった。

私はコンプレックスの塊のような人間だった。

それを撤廃しようと、遠く離れた東京まで出たのではないか。

この逃走は失敗してしまったのか。

この曲はほんのり薄暗く、そして力強く作られている。

ひどく気取っていて物寂しい。

在りたい姿と、自分だけの自分とがぐちゃぐちゃに混ざり合っていてひどく醜い、それでもそれが自分であるとやっと認められた頃、この曲ができたのである。

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